実家にあったボロボロの番傘
ほこりだらけなので、幸志楼に展示しようかどうか迷っていたのですが、これも吉岡家の歴史ということで、展示することにしました。
番傘は、元々高級品だった蛇の目傘を誰でもが持てるようにシンプルなデザインにしたもので、実用的な和傘を言うようです。
作りもしっかりしていて、今の時代の傘よりもよっぽど手間が掛かっていて価値がありそうですね。
この番傘が実際に創業者が使っていたのかどうかは不明です。
しかも、年月が経過しており、和紙の部分はちょっと触ると穴が空いてしまいました。
和紙と竹を接合している糸もボロボロにたくさん切れてしまっています。
が、しかし、日本伝統の芸術品と言ってもよいでしょう。