先日、ちょっとしたハプニングがありました。
機械組合役員の研修旅行で熊本・宮崎へ向かったときのことです。
福井から伊丹空港へ向かうバスの中で、添乗員さんから突然の一言。
「実は熊本便が欠航になったようです。」
「え~、冗談でしょう!」
「いや、本当です。」
幹事を務めていた私は、思わず「ああ、これで終わったなぁ」と肩を落としました。
そこから作戦会議。
1便遅らせるか、新大阪から新幹線に乗るか…いろいろ案が出ましたが、最終的に旅行社の判断は「京都から『のぞみ』に乗り、博多で『さくら』に乗り継いで熊本駅へ」というルート。
添乗員さんの冷静な対応で、18人分の航空券を新幹線切符に切り替えてくれました。
お昼の馬刺しは残念ながら食べられませんでしたが、約2時間の遅れで予定していた再春館製薬所の見学に無事到着。
大きなトラブルもなく、旅は続けられました。
楽しみにしていた福井県出身のバドミントン世界チャンピオン・山口茜さんの練習見学は叶いませんでしたが、代わりに等身大パネルとの記念撮影で盛り上がり、これはこれで良い思い出に。
今回の出来事を「危機対応能力」と題しましたが、改めて、予期せぬ事態に直面したときに最善を尽くすことの大切さを実感した一件でした。




