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福井県機工商組合 研修会

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11月27日(火)ユアーズホテルフクイにて機工商組合 恒例の研修会を開催しました。
講師は福井市在住の若手(51才)照恩寺ご住職 朝倉行宣氏
演題は「テクノ法要・新たな挑戦に込められた想い」ということで、一風変わったご住職の取り組みについて、ご講演を頂きました。
朝倉さんが先代のご住職・父親から住職を受け継ぐにあたって、自分のやりたいことを住職としてやっていくと決められました。
お寺が身近なものであり、コミュニティの場であること、そして、自分がおかれるべき僧侶が気軽な存在でありたい、また、形式を超えた思いを伝えること、これが新住職に課せられた課題として取り組まれました。

学生の頃より音楽、特に照明やDJ等に興味があり、YMOやPafumeといったテクノ系のパフォーマンスが好きであることをお寺の仕事に役立てることはできないかを考えたようです。

もちろん、資金面での問題もクラウドファンディング(ある意味お布施?)という現代的な手法を用い解決していった、と。
そこには奥様からの強い一言「しかられたらやめればいい」が背中を押してくれたと話されてました。
結果、テクノ法要という形を実施、youtubeやSNSといった現代的な手法により予想外の反響を得たことに驚きと更なる強い思いを抱かれました。
子供から高齢の方、さらには宗派、国教を超えた共感も得られたようです。

朝倉さんのお話しでは、当時の仏教がもし現代のような技術力を持っていたとするならば、同じような光と音楽によるお経のパフォーマンスは十分考えられたのではないか、と。

新しいことへの挑戦は諸行無常という変わり続けていく常を勇気を持って受け入れることの大切さを教えてくれました。
私たちに企業にも十分当てはまることであります。
実際にテクノ法要のパフォーマンスを聞いてみたいと思いました。

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