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「私捨夢」~システム  ②

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 ところで、退官パーティで先生からあっと驚く記念品を頂きました。それは先生の著書、備前焼の一輪ざし、そして、なんと私が26年前に書いた卒業論文です。それには驚かされました。原文ですから手に取ってみるとその当時が鮮やかに思い出されました。いきな計らいだと思いませんか? (MY)

「私捨夢」~システム  ①

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 先日(22日)、大学時代にお世話になった研究室の教授が退官され、その記念講演とパーティに参加してまいりました。研究室はシステム工学研究室(SE研)ということで、その先生が着任以来36年という非常に長い歴史を持っており、その間約250人の卒業生を送り出したそうです。パーティには卒業生や現役生など180人が参加され、先生の人となりが感じられるとても素晴らしい退官の記念パーティになりました。

写真は胴上げされる先生
 
 私も今、流行のNHK連ドラ「ちりとてちん」にあやかり、若狭の夫婦塗り箸をお祝いに差し上げました。

 さて、タイトルの「私捨夢」~システムについてお話をしますと、先生の専門はシステムづくりですが、システムというと一般的にコンピュータが連想されがちです。実は世の中あらゆるものがシステムです。もちろん経営もそうですし、まちづくりや町内会の運営などもシステムです。先生はそのシステムをなにか端的に表せる言葉はないかと見つけたのがこの「私捨夢」だったわけです。そこでシステムとは「まず(私)ごとを一度(捨)て去り、皆の(夢)を実現しようとする取り組み」と説明しています。このことは我が社の理念である「みんなが幸せになる!」ということとまさに一致していると思います。お客様が喜んで頂けることで吉岡幸が存在する、そこに経営というシステムと社員一人ひとりの魂があるのだと改めて実感いたしました。

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