記事一覧

JIMTOF 行ってきました!

ファイル 76-1.jpgファイル 76-2.jpgファイル 76-3.jpgファイル 76-4.jpgファイル 76-5.jpg

 第24回の日本国際工作機械見本市が東京ビッグサイトで開幕しました。例年8日間ですが、今回は6日間の短期開催。福井の松浦機械製作所の松浦会長様が全体の実行委員会の責任者ということもあって、私としては大変注目の開催となりました。早々、松浦機械製作所さまのブースを訪問、松浦会長様から今回のJIMTOFについてお話を伺うことができました。やはり景況感が悪化している中での開催ということもあり、このJIMTOFの役割の大きさが今後の製造業において非常に重要な位置づけとなるとのことでした。
 会場は心配された人の出入りも初日から大変活況で、出品者は皆安堵されていたようです。しかしながら、見た目の賑わいとは裏腹に、各コーナーでの会話に耳を傾けると、先々の景気動向が非常に不安であり、商談もいまひとつのようでした。しかしながら、日本の製造業は素晴らしい技術力を持っているしこのまま技術革新がストップすることはないので、このような世界的な展示会が継続的に開催されることは、日本にとっても本当に喜ばしいことです。
 さて、注目としては5軸MCや複合加工機にロボットや多数のパレット搭載により長時間の無人化運転、建設機械、航空機、造船向けといった大型加工技術、それに、時間短縮、コストパフォ-マンスの向上、省エネ、排出物の削減など環境配慮型の提案が非常に目立ちました。 また、あるメーカではアクリルの板に2万個の微細な穴で写真の風景を写しだしたサンプルが配られていました。私ももらいましたので、写真をご覧下さい。わかりにくいですかね。とにかく驚きの加工技術です。
 日研工作所のブースでは、業界では名物のカリスマ社長 松本様とお話しするチャンスがありました。84歳とは思えないほどの経営に対する熱意には、感動致しました。松本社長曰く、「人との対話が一番大事、そして、儲けること。」なかなかですな~(写真)。
 私は2日間の見学でした。その間、マザックの代理店会をはじめ、各社代理店会など開催され参加するなど充実した2日間でした。
<<今回福井からの出品者は次の通り。>>
㈱松浦機械製作所、㈱武田機械、㈱ソディック、㈱エムエーツール 敬称略