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大同工業様インドネシア工場視察

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 大同工業様協力会のメンバーでインドネシア・ジャカルタの工場(インドネシア法人DIM)視察をしてまいりました。

 設立は1997年で工場そのものはすぐに完成したらしいのですが、インドネシアの通貨危機により暴動が起きたりして3年間操業が遅れてしまったとのことです。2001年に操業を始めてからは順調に売り上げを伸ばし現在に至っております。二輪メーカ向けのリムホイルを製造しており、社員数500人の大きな工場です。首都ジャカルタは人口の85%がイスラム教徒と言うこともあり、1日5回のお祈りのうち3回は仕事時間中にかかるため、お祈りの部屋も準備されていました。インドネシアの人々は非常に穏やかな性格で、社員は皆、大変まじめで仕事に対して真剣に取り組んでおります。細かい数字は控えさせて頂きますが、インドネシアにおける需要にまだまだついて行ってないと言うことで、非常に忙しい状態が続いていると言うことでした。

大同工業様の紹介でヤマハ様の工場も見学させて頂きました。国内向けのモーターバイクを製造しています。まずなんと言っても縦650m 横220mの工場であまりの広さに驚いてしまいます。現在3300人の社員がおり、来年には7000人の社員にするということで、グローバル・トレーニング・センターでその準備に備えています。もちろん、この増員は工場拡張により生産台数を一挙に現在の倍にまで持って行くための政策です。

 アメリカ発の金融危機が世界中に飛び火している中、インドネシアでも株価の下落に対して証券取引所が取引中止をするなど動揺が広がっていました。しかしながら、ヤマハなどバイクのメーカにとっては国内需要の伸びにより業績は今後も伸びるものと確信しています。

 観光では、世界遺産ボロブドール遺跡やプランバナン遺跡などへ行ってきました。