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1兆5000億円!?

 東京は8Cm雪が積もったらしい。福井では何でもない雪が東京では大雪になる。レバレッジ効果がこんなところでも出てしまう。
 さて、タイトルの1兆5000億円というのは2008年の工作機械受注金額の予想額です。バブルの1990年に1.4兆円でピークを記録し、93年には53百億円まで急降下、その後一旦持ち直しますが、2003年までは低調が続きました。そして、この4年間で一気に1兆5899億円にまでふくれ上がったのです。やはり中国やアメリカ、ヨーロッパなど輸出ウエイトが大きいわけですが、円高、サブプライムローン問題、中国製品に対する不信感など、先行き不安な要素が非常に多いようです。そうは言うものの上方修正含みで1.6兆円を上回ると見る業界関係者もいるとか。確かに、医療、原子力、航空機、エネルギーなどの分野は力強いし、中国やインドの人口を見れば、あまり悲観する必要がないのかもしれません。しかしながら、福井の片田舎で商売している我々は、しっかりと地に足をつけて、お客様を応援していかなければならないのです。(MY)