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後半戦の本格スタート!

 お盆休みがひとつの区切りとなって、朝夕が少ししのぎやすくなったようです。今年は特に夏が暑かったので、皆さん体の疲れが出てくる頃だと思います。集中力を欠かないいように充分気を引き締めて業務に当たってもらいたいものです。

 さて、オリンピックの方も折り返しと言うことでだんだん寂しくなってきました。連日素晴らしい力のぶつかり合いで、感動をたくさん頂きました。特に北島康介選手の2種目連覇はすごいことですし、他の日本人選手の活躍もすばらしいです。
 特に今回の北京はアテネで過去最高のメダル数を獲得しているだけあって、「連覇」や「メダルの色を変える」など選手への重圧も想像絶するものがあるのだろうと思います。アテネ以来、4年という時間の中でそれぞれの人生を繰り広げ、崖っぷちに追い込まれたり、挫折感を味わったり、ケガをしたりと、決して平坦な道のりではなかったようです。マラソンの野口みずき選手などは直前に肉離れで戦線離脱、土佐礼子選手についても外反母趾が悪化し激痛で棄権と、いかに本番に向けての調整が困難極まるものであるか。
 また、前回書いたアテネでの教訓の中で最後まであきらめないと言う話とは、まったく裏腹に、最後の10秒でシュートを決められて惜敗した女子ホッケーも教訓。柔道の78キロ級塚田真希選手も残り8秒で一本負け、惜しくも銀メダル。全力で戦っているもののどこかに相手がつけいるスキというものがあったと言うことだと思います。
オリンピックは後1週間、日本選手の活躍に期待したいものです。

 さて、我々の戦いは今日から後半戦に突入します。前半は建設業を中心に大きな倒産が相次ぎ、非常に厳しい様相を呈しました。しかしながら、本格的に影響が出るのは後半ではないかと思います。お盆明け、少しばかり円安・株高にぶれている傾向ですが、実経済の中では、原油高騰や企業内コストの上昇、景況の不安定などマイナス要因が多数見受けられるため、製造業の設備投資なども一段と減速する恐れがあり、非常に心配です。今こそ、激変した経済環境に柔軟に対応できる企業体質づくりを全力で推し進めていかなければならないと考えています。