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PTA

昨年の6月より1年間、福井県高等学校PTA連合会(高P連)の会長を務めさせて頂きました。

小学校からPTA活動をしてきたわけですが、まさか自分が高P連の会長をするとは思ってもみませんでした。これも巡り合わせというか、たまたま1人息子の在籍した高校がその順番に当たってしまい消去法のような形で私が引き受けることになったわけです。
そういうこともあり、あれやこれやとやっているうちに何とか無事1年間任期を全うすることができました。これも多くの関係者のバックアップや社員さんの理解があってこそのものだと感謝しております。

さて、この1年を振り返りますと、少子高齢化が進む中で高等教育がこれからどうなっていくのか、どうあるべきなのかを話し合った教育文化ふくい創造会議や高等学校教育問題協議会への参加は、大変勉強をさせて頂く機会となりました。切り口としては、子どもの理数離れ、教師の多忙化解消、総合的な学力向上、教員の指導力向上、地域の教育力、少子化を背景とした学校の規模や配置、職業系高校のあり方、定時制・通信制学校のあり方など多面的な内容で、個人的には話の内容について行くのがやっとでした。しかし、こういった議論や提言は、いろいろと噴出している教育問題を抜本的に解決するためには、真剣に向き合うべき問題であると思います。

ところで、平成20年度の総会では非常に大切なことを決定しました。それは、平成26年度の全国高等学校PTA連合会全国大会の開催です。
http://www.zenkoupren.org/
総会審議は非常に簡単に決定してしまいましたが、なにしろ全国から1万人が集う大会になりますので、各方面からの協力が不可欠になります。交通アクセス、宿泊、1000~2000人規模の会議場の確保、1万人の大会式典、学校単位で開催される食事会や懇親会の会場など、上げたらきりがないくらいの課題が山積みとなります。この大会を成功させることは、福井としてのまちづくりや経済効果に大きく貢献することになると思います。これから先、単年度で変わっていく高P連の運営に対し、いかにして取り組みを6年間つないでいくかが非常に重要な問題だと思います。(MY)