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大滝秀穂先生~遺徳をしのぶ

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私自身は1度しかお会いしたことがないのですが、大滝病院で会社の健康診断をお願いしている関係で、毎回著書を贈っていただいていました。
そのお礼に数年前、家内の作ったプリザーブドフラワーをお届けに病院へ先生を訪ねて行ったことがあります。
5月2日に85歳の天寿を全うされるまで、凄いバイタリティで生きてこられたのだなぁ。
「福井の司馬遼太郎」と言ってもいいくらいなんじゃないでしょうか。
私はそんな先生の生き方に尊敬の念を感じています。

http://www.yoshiokakoh.co.jp/cgi-bin/diarypro/diary.cgi?no=238

自叙伝を読ませていただくと、仕事も趣味も、そして、家族もすべてにおいて全力で取り組まれる方なんだと。
著書には、自叙伝や旅行記、特に仏像やお寺を巡る旅に関しての本が多く、そのデータたるや、どうやって調べ上げるのだろうと感心してしまいます。
「古寺めぐりはボケ防止に役立っているのだろうか?」と自問しているという記述があったのですが、ボケた人にこれだけの著書を書くことはできないよ。

大滝先生の遺徳をしのぶとともに、ご冥福をお祈り申し上げます。