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金沢のニシムラジグ様

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 ニシムラジグ様は古くから当社が扱うメーカの一つで、西村会長(74)とは松浦機械製作所の共栄会で毎年ご一緒させて頂いています。
そのニシムラジグ様がドイツのシュツットガルト・デザインセンターが主催する「バーデン・ビュルテンベルグ州国際デザイン賞・銀賞」に輝きました。
 ベンツやワーゲンと言った世界的な企業と肩を並べての受賞で、もちろん、日本からはニシムラジグ様だけ。「古来の精密機器を新しく解釈した美しい工具」と評され、舶来工具の本場ヨーロッパはドイツでの受賞は非常に価値があると思います。
 今回受賞した工具はタップハンドルでネジを切ったりするときに使用する大変シンプルなもの、ハイテクとはほど遠い正に職人技が光る原点に立ち返った逸品です。西村会長が40年かけて改良、取っ手の形状を編み出すだけでも10年かかったと言うことで、ものづくりはいかに人のために役に立つ仕事ができるかを証明したものだと思います。
 私も商いの原点に立ち返り、日々の仕事に取り組みたいと思いました。