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GWが過ぎて

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今年のゴールデンウィークはいろんな意味で特別なGWだったと思います。
まずは100年に1度の大不況の中で迎えた大型連休。景気対策の目玉として施行された定額給付金、高速道路の料金一律1000円。景気浮揚策としては一時的にせよ効果はあったのではないでしょうか?ただ、重要なのは一時的な対策が起爆剤になって、いろいろな産業へ波及していくかどうかです。一方の、フェリー業界など海運などは客離れが進んで非常に厳しいGWであったようです。定額給付金については、いろいろ物議がありましたが、多くの人はたったの12000円だと文句を言いながらも、何がしかの消費をすることで景気浮揚へ協力しようという気持も働いたのではないでしょうか。これまた弾みがついて消費拡大へつながれば良いと思います。
さて、GW直前に世界中の人を不安に陥れた新型インフルエンザ、こちらも海外から帰国する人たちは飛行機の中で物々しい姿の検疫官に調査を受け、大変な思いをされたのではないかと思います。現時点では新型インフルエンザにかかった日本人は出ていないようですが、一方ではフェーズ6(パンデミック)に警戒を引き揚げる準備があるという報道がありました。GW明け以降終息に向かうことを期待したい。
ところで、今回のGWは6日連続休暇(土曜含む)でした。不況もあり、製造業では4月25日から5月10日までの16連休というところもあったようです。当社においては暦通りではありましたが、営業日でも開店休業状態でした。9月にも5連休(土曜含む)があります。日本は欧米から比べると休暇の日数が少ないためせっせと休みを増やしているようです。

GWも終わり、本格的に経済が活発に動き出すシーズンですが、今年は大不況ということもあり、どうなっていくかが気がかりです。しかしながら、次の手を打てる企業が生き残っていくのであり、何もしない会社はそのまま消えていくだけの話です。今年の経営指針の中に「変現自在」という言葉を用いました。この難局を乗り切っていくためには、今までとは発想を変え、現状を自由自在に変えていける力が必要です。何事にも恐れることなく、社員一同がんばっていきたいと思いますので、皆様方からの様々なご意見などお聞かせいただければ幸いかと思います。