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セーレン経営史「希望の共有をめざして」

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 弊社のお客様であります繊維・染色、アパレル、医療などの世界的メーカー、セーレン様が創業125周年を記念して発刊された記念誌です。
 福井における絹織物の成り立ちから、セーレン様が下請け企業から自社ブランド製品の開発メーカーへの転換を果たされた経緯、そして、セーレン様の今、これからどこへ向かおうとされているのかが、読み取ることのできる大作です。
 この経営史は単に歴史をまとめただけではなく、私たち経営者にとっては経営理論も学べる実践の書として非常に価値の高い書籍です。
 技術の先端を行っている福井を代表する企業が実は、福井の産業における根底を作り上げた歴史も有する企業であることに、同じ福井県民として本当に誇りに思えるのは私だけでしょうか?

しあわせの木 株式会社クロダハウス創業70周年記念誌

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まずは㈱クロダハウス様には創業70周年、こころよりお祝い申しあげます。おめでとうございます。

 しっかりとした郵便に実に立派な本が送付されてきたので、少しばかり驚きました。
クロダハウス様の歴史を知る非常に貴重な本です。しかも単に事実を書き留めておくだけではなく、70年の歴史に関わった人々の心の動きも読み取れる自叙伝風の仕上がりに本当に感動致しました。

 現社長様の祖父から引き継いだ父親と叔父との経営権に関わる裁判や叔父が引き継いだ金沢本社が民事再生に至る内容、そして、急逝した父の後をついでからの経営における快進撃と困難が描かれています。
後半は対談形式、黒田社長と若手社員が笑顔で夢を語る、50年かかってもいいクロダパーク構想を実現したい、経営にはビジョンが必要なんですね。
私自身、刺激をもらった1冊でした。

金物組合 解散記念会報 「105年のあゆみ」

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先日解散しました福井金物商業組合の解散記念会報「105年のあゆみ」が完成しました。
非常にシンプルなモノですが、少しばかり昭和の頃の雰囲気が伝わる仕上がりになりました。

105年という長い間、本当にありがとうございました。

石川県金属商業組合 創立50周年記念式典

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3月4日、石川県金属商業組合の創立50周年記念式典に福井県機工商組合理事長という立場で出席してきました。
来賓には谷本知事、山野市長、トラスコ中山社長、日伝西木会長、山善福田常務など豪華顔ぶれ。
50年の歴史には先輩たちのものづくりを支えるという熱い思いが現在まで脈々と継承されて今日に至ったと井上会長があいさつをされました。
若手の5人によるパネルディスカッションでは、北陸新幹線によって自分たちの仕事はどう変わるのか、ITに対してどう向き合えばよいのか、これからの業界についての取り組みなど、若手ながらの発想で話し合われた。
懇親会はトラスコ中山社長が乾杯、日伝西木会長により締めの挨拶をもって、和やかに会を終了となりました。

図解ひと目でわかる! エイチアンドエフ / 日刊工業新聞社 編

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弊社のお客様である株式会社エイチアンドエフ様(以下H&F様)が本年、創立50周年記念を迎えるに当たり、記念の本を刊行されました。

まずは、創立50周年、おめでとうございます。

「原点、経営、歴史、研究開発、特徴と強み、製品、未来」の7つのカテゴリーに分けて、技術やモノづくりなどをコンパクトにまとめ、これ1冊でH&F様のすべてがわかる書籍になっています。

出稼ぎ地球会社を目指して OSG海外進出の歩み/大沢輝秀

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当社の主力扱いメーカ OSGさんは穴開け工具の専門メーカ。
大沢秀雄氏が大沢螺子研削所を東京に起業、今年でちょうど75周年を迎えます。
2012年8月から2013年2月まで、中部経済新聞社が7カ月にも及ぶ連載を編集しなおして記念誌にまとめた本です。
その間、全国の特約店に新聞を無償でサービスされてました。
私もはじめは切り抜きをしながら後で読もうとためていましたが、いつになったら終了するのかがわからず、2,3週間でストップ、結局、著作本ができあがってから読むことになったわけです。
大沢社長は苦労をされていますが、むしろ何をやっても失敗がない、経営がとことん楽しいだろうなと、そんな印象を受けました。表紙のデザインを見てもストレートに伝わってきます。
自分の歩んできた道によっぽど自信がないと書けるものじゃない、いかがでしょう?
経営をする以上、チャレンジし続けなければ、明日はない、大沢社長は75周年の出版に際し私たちにそう語りかけているように思えました。

共和ハーモテック創業80周年記念誌

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当社の取り扱いメーカ様である共和ハーモテック様が創業80周年を迎えられ記念品と記念誌を頂きました。
誠におめでとうございます。

共和ハーモテック様は災害復旧あるいは日本の国土の保全に資する「かご製品」の製造販売でその使命を果たされております。
記念誌では当時を語るOBと現役社員との対談や歴史年表、施工実績、職場拝見などカラフルで読みやすい構成となっています。
また、記念品としてアートフラワーを頂きました。

KITO The Global Leader in Hoist Manufacturing

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当社の扱いメーカ様であるKITO(キトー)様が昨年、創業80周年を迎えられました。
まずは、おめでとうございます。

先日、富田営業部長様が80周年記念誌をお持ちいただきました。
A4サイズで197ページの豪華な記念誌に仕上がっています。

第1章 キトー哲学の創造
第2章 総合物流搬送メーカとしての飛躍
第3章 試練とグローバル転換
第4章 決断、その後のキトーグループの挑戦

創業者である鬼頭美代志氏は「特定セル製品と特定セザル製品、ともに大切にせよ」と、投げかけています。
つまり、標準品だけではなくお客様が求めているニーズに合った製品をいかに市場に送り出すか、製品化するかということを求めなさいと伝えています。
キトーさんの製品はチェンブロックというある意味成熟された製品でありますが、時代のニーズを確実にとらえながら進化を続けていることが手に取るようにわかります。
そのことが、現在のキトーさんの世界での地位、日本ではもはや敵なしという状態にもっていった根本であると思います。
現社長の芳雄氏とは代理店会を通じて懇意にさせて頂いております。
非常に温和な方ですが、強い意志を秘めておられ、キトーさんのグローバル化を積極的に進めておられます。
本書の中では、真のグローバルNO1ホイストメーカーを目指し、海外への本社移転も視野に入れていると語られています。
当社は全国で常に上位5の中にいる扱い量ですが、是非とも世界No1を目指してほしいものです。

なぜ、私たちは老舗管材商社となったのか 橋本政昭著

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私どもの仕入れ先、橋本総業株式会社の代表取締役社長である橋本政昭氏が創業120周年を記念して発行されました。
我が社は残念ながら取引が少ないのですが、橋本社長との縁は深いものがありそうです。
私が一番最初にお会いしたのは4,5年前だったと思います。取引を始めてから間もなく当社を訪問されたときです。昭和50年代の吉岡幸の社屋を写された写真をご持参頂きました。その時詳しくは聞かなかったのですが、古くからの縁を感じました。それ以来、何度も足を運ばれて、少しずつですが取引額も増えてきたのではないでしょうか。なにしろ、上場企業の社長様がはるばる福井まで何度も足を運ばれるのですからありがたいお話ではありませんか。社長の人柄を拝見させていただいても、私にとって最も尊敬する社長の一人であることは間違いありません。

橋本創業様は管工機材設備業界ではまさしくリーダ的存在であり、売り上げ規模1000億円を超える大企業です。
ここまでの成長を支えてきたのは「正直、親切、熱心」という創業時代から変わらない「人との縁を大切に」してきた企業理念と時流を読んだ変化に対して企業の形を変えてきた結果であると述べておられます。120年という歴史を振り返ることのできる企業にはやはり苦難と成長がつきものであり、苦難の時に経営者の力量が出るのだろう。そこにあるのがまさしく企業の理念と人との縁を大切にすること、正直に思いを経営に生かすことだと読み取ることができました。

アイデアや発想、それと時流だけでは、その場限りの経営になってしまう、そこには人が必ず介在しパワーを与えてくれる。橋本社長が経営トップになって20数年、ベストパートナーという概念を創り、人と人とのつながりによってビジネスが向上する関係をつくり、そのことで橋本総業が貢献できたらよいのではないかと考えるようになったと書かれております。
現代はインターネット花盛りの時代だけれども、そこにフェイストゥーフェイスを置き忘れては絶対ダメなんだと、この本を読んで強くそのように感じました。

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